OLCグループは、「すべては安全の確保から」を掲げる『食品安全理念』とともに、提供・販売するすべての食品の安全・安心を確保することを目指す『食品安全方針』を制定し、真摯に取り組んでいます。サプライチェーンを通じた食品安全管理を行うために、グループ内だけでなくお取引先などの幅広い協力も得ながら、取り組みの徹底に努めています。
食品安全理念
~すべては安全の確保から~
「夢、感動、喜び、やすらぎ」を永遠に提供し続けるために、わたしたちは、食品の安全・安心について真摯に取り組んでいきます。
食品安全活動方針
- OLCグループで提供・販売するすべての食品の安全・安心について取り組みます。
- 食品等に関する法令とわたしたちが設定した規定・基準・マニュアルを遵守します。
- HACCP(*)システムの考え方を取り入れた食品安全管理に取り組み、自主点検または監査、検査、教育等によりPDCAサイクルを回します。
- 社内、取引先、消費者(ゲスト)、行政機関等と円滑なコミュニケーションを図るとともに、フードチェーンにおける食品安全の問題と取り組みを共有します。
- 飲食に関わるすべての従事者が、食品安全方針を理解し実践できるよう、社内教育と啓発活動を行います。
* HACCP(ハサップ)は、製造(調理)工程などにおいて衛生上重要な部分を作業書に従って連続的に管理する手法です。
東京ディズニーリゾート関連
東京ディズニーランド、東京ディズニーシーの飲食施設において、食品衛生法の一部改正により制度化されたHACCP(ハサップ)システムを取り入れ、従業員の健康状態のチェックや清潔な衣服の着用、入念な手洗いを励行しています。また、定期的な検便の実施など食品安全上の問題の未然防止を重視する衛生管理を行っています。
また、OLCグループでは従来、食品安全の統括部門を設けています。この部門が中心となり、食品衛生法などの各種法令を踏まえた自主基準に沿って、各飲食施設の衛生点検、食品の細菌検査・アレルギー検査、食品衛生に関する教育啓発活動などを実施しています。これにより、消費者(ゲスト)へ提供する食品の安全性を維持しています。
食品を納入いただくお取引先に対しても、当社の自主基準を遵守していただくよう要請しています。飲食施設のオリジナルフード、原材料を製造委託する食品工場については、評価を定期的に実施しています。
東京ディズニーリゾート関連
東京ディズニーランド、東京ディズニーシー内の飲食施設をはじめとしたOLCグループにおいて販売するすべての食品の安全・安心を確保するため、食品安全を学ぶクラスを設けています。
飲食施設での業務に従事するキャストに対しては、基礎編と応用編に分け、食材の取り扱い方法をはじめとした食品衛生に関する教育を行っており、全体で年間60回程度、約700名のキャストが受講しています。
自社農園において、トマト、ミニトマト、パプリカ、イチゴの年間を通じた供給体制を整えるため、山梨県北杜市、北海道弟子屈町にて、農園運営および生産・出荷を行っています。
自社生産により、安定供給を実現することに加え、さらなる品質管理に努めていきます。
東京ディズニーリゾート関連
東京ディズニーランド、東京ディズニーシーには、食物アレルギーのある方もお食事を楽しめるよう、小麦、そば、卵、乳、落花生(ピーナッツ)を原材料に使わない 「低アレルゲンメニュー」を取り扱う店舗があります。一部店舗では特定原材料等28品目不使用のメニューも取り扱っています。
また、特定原材料等28品目や原材料表記の確認が可能なタブレット端末等を主要な店舗に用意しています。
加えて来園前にメニューの特定原材料等の使用を確認できるよう、東京ディズニーリゾート・オフィシャルウェブサイト内に 「アレルゲン情報検索」ページを公開しています。
東京ディズニーリゾート関連
東京ディズニーランド、東京ディズニーシーでは、ゲストが安心してお食事を楽しめるよう、農林水産省が作成した「外食における原産地表示のガイドライン」にしたがって、メニューの原産地表示を行っています。