OLCグループでは、人材教育においても従業員と会社の「求めあい、高めあう」関係性の実現を目指して、さまざまなプログラムを実施しています。
従業員が自身のキャリアに責任を持ち、志をもって成長し続けられるよう、キャリアと能力を開発し続ける機会を提供しています。さらに、管理職層に対する教育プログラムも拡充することで、人と組織の成長を推進しています。
また、雇用区分を越えた社内でのステップアップを促す仕組みとして、社内登用制度の整備、キャスト自身がキャリアを考える場の提供など、社内外に向けたキャリア支援も行っています。
従業員一人ひとりが自立的に成長することで、当社の事業価値向上はもちろん、日本のサービス業や観光業へも貢献していくこと、また人材力の強化を通じて、当社の長期的な経営戦略の実現を目指します。
社員においては新卒採用だけでなく経験者採用など、さまざまな強みがある人材を採用しています。そのうえで、全社員に、自立的な成長やチャレンジ意欲を一層高めるために、「求める行動」を明確化しています。
これまで培ってきた人材の強みである「より良く」を求め続けるチャレンジ意識や、最後まで諦めることなく徹底して「やり切る」姿勢、一人ひとりがみずからの責任を全うしたうえで「一丸となって」組織としての力を発揮する行動を定めたものです。
これをベースに、メンバーの把握、育成計画の策定、業務アサイン、育成・支援、評価振り返りという育成サイクルを整備しています。
特に育成については、みずからがキャリアを考え、実現するために必要なスキルや、役割に応じた育成プログラムを整備するとともに、半期ごとに目標と成果について上司とすりあわせを行うことで、自自立的な成長への支援をしています。
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キャストがゲストのハピネスを創造することで得られる「自己効力感」と、キャスト自身も成長を感じる「成長実感」の2つの側面から、生き生きと働ける組織風土の醸成を行うことで、さらなるキャストの成長につながると考え、教育プログラムの整備やパフォーマンス発揮への支援体制を含めた環境整備に取り組んでいます。
テーマパークオペレーション社員には、自立的な成長やチャレンジ意欲を一層高めるために、「求める行動」を明確化しています。具体的には、「より良く」を求め続ける改善意識や、最後まで諦めることなく徹底して「やり切る」姿勢、一人ひとりがみずからの責任を全うしたうえで「一丸となって」組織としての力を発揮する行動を定め、それをベースに育成サイクルを整備しています。育成については、役割に応じた育成プログラムに加え、自己を理解し、自分のキャリアを考え実現するためのキャリア支援プログラムを整備し、自立的な成長への支援を行っています。
当社では従業員一人ひとりがみずから考え役割を果たすことで、企業使命を実現することを目指し、役割に応じた教育体系を構築しています。
全従業員が、その役割やキャリアにかかわらず、入社時にディズニーのフィロソフィー(哲学)や
ディズニーテーマパークについて学ぶプログラムを受講しています。
また、階層やグレードに応じた研修プログラム、仕事チャレンジ制度など従業員のキャリアを支援する制度を整えています。
社内外問わず活躍できる人材となるよう、仕事や研修プログラムなどを通じて人材の育成に取り組んでいます。
企業として成長を続けていくには、従業員一人ひとりの「自立的な成長」が欠かせません。
そのためには従業員が自分のキャリアに責任を持ち、志をもって学び続けることが重要になると考えています。
私たちは、従業員が参加したくなる研修プログラムを用意し、仕事とは異なる学びや気づきを与え、従業員の能力やキャリア開発の機会を提供します。
社会人としての基盤をつくるための、若手社員を対象とした研修と、従業員それぞれの役割やキャリアにあわせた研修があります。また、個々人のキャリア形成・成長をサポートするための制度を用意しています。研修を通して成長したい意欲のある従業員がいつでも機会を得られるようにしています。
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名称 |
内容 |
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新入社員研修 |
当社の事業理解やテーマパーク実習などを通じて、オリエンタルランドの社員の役割を理解し、その役割に必要な基礎知識を習得する研修。ディズニーフィロソフィーからビジネス知識まで幅広く学ぶ |
フォローアップ研修 |
入社1・3年目の社員を対象に、それまでの業務の棚卸と、さらなる成長を加速させることを目的に行う研修 |
名称 |
内容 |
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役割/階層に応じた研修 |
役割や階層に応じて必要な知識・スキルを体系的に習得することを目的とした研修 |
自己啓発研修(希望制) |
従業員の「みずから学ぶ意欲」を支援。各個人が自身に必要なスキル・知識を考え、すき間時間で学び成長できる研修 |
名称 |
内容 |
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自己申告制度 |
自身の持っている「価値観」や伸ばしたい「能力」、「実現したいこと」をベースに、今後のキャリアを考え、上司との面談の中で申告する制度。申告内容は人事の担当者にも共有される |
多面評価 |
年に一度、役割や行動を内省し、今後の成長に向けて自分を知る機会として部下・同僚・上司から多面的にフィードバックを受けるプログラム |
仕事チャレンジ制度 |
みずからのキャリアを主体的に考え、新しい職務にチャレンジしようとする従業員のキャリア実現を支援するために、現在の業務領域にて成果を出していることを前提に、自身の思う「みずからの能力・スキルを活かし貢献できるフィールド」へ異動するチャンスをつくる制度 |
社内人材公募制度 |
主に専門性・特殊性が高い業務や新規事業において人材の募集があったときに、業務内容にあった能力・スキルを持っている従業員が応募することのできる制度 |
社内兼務 |
所属組織に在籍しながら、みずから希望する募集業務に手を挙げ、柔軟に他部署の業務に「兼務」形態でチャレンジする機会 |
兼業の許可 |
社外での兼業を可能とし、成長機会の選択肢を社外に拡充することで、みずからのキャリアと能力を開発し続けることを支援する取り組み |
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テーマパークの発展には「キャストの成長」が欠かせません。
キャストの目指すゴール「We Create Happiness」に基づき、ディズニーフィロソフィー(哲学)やキャストとしての行動規準について学ぶ導入研修教育プログラムを全キャスト対象に実施しています。このほか、配属後には、OJT(実地トレーニング)を含む部門ごとのトレーニングを実施しています。
さらに、トレーナーとして後輩を育成する役割を担う制度、ディズニー教育プログラムがあります。
また、キャストが日常の業務の中で認められる機会や効果的なフィードバックを受ける機会が得られるよう、環境整備を行っています。
このほかテーマパークオペレーション社員には、役割や階層に応じて必要な知識・スキルを体系的に習得することを目的とした研修や、各個人が自身に必要なスキル・知識を考え、すき間時間で学び成長できる希望制の自己啓発研修を整備し、成長を支援しています。
テーマパークオペレーション社員全員に対し、自己を理解し、自分のキャリアを考え実現するためのキャリア支援プログラムを整備し、自立的な成長への支援を行っています。
また、希望者に対しては2018年10月に開校した「OLCキャリア・カレッジ」において各種セミナーやワークショップ、キャリア相談などを通じて、社会人としてのキャリア形成にもつながる成長支援をさらに強化しています。利用者からは、「いつもなんとなく一歩を踏みだせないときに、手を差し伸べてくれるような場所です。キャリア・カレッジという場所が自分に自信を持たせてくれました。」「他者と関わることで、相対的に自分を見つめ直すことができました。 」との声が聞かれました。
研修名称 |
内容 |
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教育プログラム |
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部門ごとのトレーニング |
職種形態に即した研修、OJT(実地トレーニング) |
キャリア支援施策(公募制) |
「OLCキャリア・カレッジ」
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