方針・規定

廃棄物の抑制とリサイクル率の向上

日々多くのゲストが来園するテーマパークは、ひとつの「街」といえます。OLCグループでは、環境への負荷をできるだけ軽減するため、廃棄物     発生の抑制とリサイクル推進に積極的に取り組んでいます。

廃棄物管理の2030年目標(東京ディズニーリゾート)

当社グループでは、廃棄物の減量に取り組んでいます。2030年までのESGマテリアリティとして「循環型社会」を設定し、以下の目標を設定しました。今後も、廃棄物の削減に取り組むとともに、発生する廃棄物の分別を徹底し、リサイクルの推進をすることで省資源化に取り組んでいきます。

指標(KGI) 定量目標/
状態目標
指標(KGI) 定量目標/
状態目標
目標年度
廃棄物重量 10%削減
(2016年度比)
食品ロス削減 50%削減
(2019年度比)
2030
使い捨て
プラスチック削減
25%削減
(2018年度比)
リサイクル率 80% 製品・サービスの
省資源化
7.8%削減
(2018年度比)

2022年度の廃棄物管理実績(東京ディズニーリゾート)

指標(KGI) 2022年度実績 指標(KGI) 2022年度実績
廃棄物重量 4.8%削減
(2016年度比)
食品ロス削減 24.5%削減
(2019年度比)
使い捨て
プラスチック削減
20.1%削減
(2018年度比)
リサイクル率 73% 製品・
サービスの省資源化
11.8%削減
(2018年度比)

2022年度の廃棄物排出量(OLCグループ)

廃棄物排出量(有価物を含む総量) 24,400t
有害廃棄物 39t
リサイクル率 71%

OLCグループ環境方針(2022年5月改定)

当社グループでは、『OLCグループ環境方針』に沿って環境活動を進めています。

体制

OLCグループ廃棄物管理の推進体制

当社グループでは、環境課題を重要な経営課題として捉え、取締役会にて「気候変動・自然災害」「循環型社会」をESGマテリアリティに組み込むことを決議し、計画の進捗を監督しています。経営戦略本部長(取締役常務執行役員)を委員長とする「環境対策委員会」を設置し、委員長の責任のもと気候変動を含む環境対策に関わる目標の設定や計画の策定を行っています。「環境対策委員会」には、資源循環促進分科会を設置し、廃棄物管理に関する考え方をグループ全体で共有し、連携を強化することで、現状把握のための調査や戦略策定、環境負荷低減のための取り組みを進めています。環境活動における目標の進捗や計画などは、環境対策委員会を通して年1回の活動報告とあわせ、取締役会に報告しています。

活動・パフォーマンス

リサイクル率(東京ディズニーリゾート)

東京ディズニーシーが通年営業しはじめた2002年度は50%に満たなかったリサイクル率を、分別を強化したことで現在では東京ディズニーリゾート全体で70%台にしています。中でもテーマパーク内で発生する生ごみについては、ほぼ100%をリサイクルしています。

2019年度 2020年度 2021年度 2022年度
74% 73% 73% 73%

*リサイクル率:東京ディズニーリゾート事業活動に伴って発生する廃棄物全体におけるリサイクル量(リサイクル量÷廃棄物総量×100)

リサイクルへの取り組み

東京ディズニーリゾート関連

分別の徹底

東京ディズニーリゾートで発生する廃棄物をできるだけ多くリサイクルできるよう、細かい分別基準を定め、キャストによる分別を徹底しています。

リサイクルしている廃棄物の種類は、段ボール、生ごみ、植栽ごみ、食用油、PETボトル、プラスチック包材、その他のプラスチック類、コピー用紙、新聞・雑誌、紙コップ、紙パック、空き缶、空きビン、金属類、木くずなど多種にわたり、それぞれ専門業者に委託してリサイクルしています。

なお、資材などの納品の際に使用される段ボール、PETボトルについては、100%リサイクルしています。

省資源・リサイクルへの取り組み

取り組み例

概要

フードバンクへの寄付

アルファ米(防災用)など賞味期限の残っている食品や、まだ使用できる食器類などを、認定NPO法人セカンドハーベスト・ジャパン(*)などへ寄付。


*認定NPO法人セカンドハーベスト・ジャパン:「すべての人に、食べ物を。」という理念のもと、被災地、福祉施設、生活困窮者、母子家庭などへの幅広い支援活動を展開している国内最大のフードバンク

フードロス削減

当社グループが運営をしている「北杜農園」「弟子屈農園」で生産されたトマト・パプリカ・イチゴの規格外品を加工したメニューを開発し、テーマパーク内飲食施設、従業員食堂にて提供(年間36tを有効活用)。

環境に配慮した商品の開発

東京ディズニーリゾート関連

テーマパークで回収したペットボトル、レストランで提供しているコーヒーの豆かす、キャストが着用するコスチュームなどを活用した、オリジナルブランドを製作し販売。

リサイクルループ

東京ディズニーリゾート関連

一部施設のトイレットペーパーの原料(約30%分)に、テーマパークで回収した紙コップを使用。

紙ごみ削減の取り組み

東京ディズニーリゾート関連

2023年2月28日をもってホテル客室でのペーパーバッグの常設を終了。

紙コップはトイレットペーパーにリサイクル
拡大
紙コップはトイレットペーパーにリサイクル

環境に配慮した容器・包装

取り組み例

概要

プラスチック包装使用量削減の取り組み

テーマパークの一部レストランにて、ストロー不要のリッドを導入し、年間で約2.7tのストローを削減。

またテーマパークの商品店舗等で無料提供していたお買い物袋を有料化することで、プラスチック使用量を削減。(有料化前と比較し重量ベースで来園ゲスト1人当たり約70%の削減)

リサイクル可能な素材への変更

一部の店舗で、トライアルとしてビールのカップを紙製からアルミ製に変更し、リサイクルの価値向上に寄与。

再生材を使用した紙包装使用の促進

紙調達ガイドラインを制定し、原則として紙包装には再生紙を使用するよう、お取引先に要請。

環境関連データ

東京ディズニーリゾート関連

2022年度の環境に関する主なデータです。