2007年4月

オリエンタルランド入社

セキュリティ部 東京ディズニーランドエリア配属

現在に至る

”あって当たり前”を守るために

東京ディズニーランドセキュリティサービスでは、全てのゲストにパーク内外の「安全・安心」を提供しています。主な仕事内容は、事件事故対応や、未然防止活動(巡回、手荷物確認等)です。他の部門と同じく、キャスト、モノ、カネ、情報の管理を行いますが、管理範囲が駐車場からパークの中までディズニーランド全域であることは他部門にはない特徴だと思います。

東京ディズニーリゾートでは「安全・安心・清潔」の3つは「あって当たり前」のものだと考えています。「安全・安心」は、「清掃」のように「目にみえて綺麗になった」という成果が見えづらいものです。そんな「安全・安心」を守る為に日々活動しているキャストのモチベーションをいかに高めていくかを考えながら、日々仕事をしています。

私たちは単なる「警備員」ではなく、「安全・安心」を守る「ディズニーキャスト」です。警備業務はもちろんのこと、高いクオリティのサービスを提供することも求められます。例えば、手荷物検査は業務的に行うのではなく、アイコンタクトや笑顔や挨拶を大切にしながら実施します。また、パレードの前に、鑑賞中の手荷物紛失への注意喚起をする為に「セキュリティスピール」というゲストへのお声掛けを実施する際も、注意を促すことだけではなく、楽しんで頂けるような伝え方をすることも心がけています。

華やかな舞台の裏側に

前々職は介護業界で働いており、自分は人と触れ合う仕事に価値を感じると気付きました。前職では、郵便局で個人宅や企業への集荷業務を担当し、もっと接客を極めたいと考えるようになりました。そして、最高峰の接客をしたいという気持ちが芽生え、オリエンタルランドへの転職を決めました。

当社の仕事の中には、華やかではない仕事もたくさんあります。セキュリティサービスでは、事件や事故の対応をすることもあります。そのようなときは、少しでもゲストの気持ちをマイナスからプラスにして帰っていただくことを意識しています。ゲストの気持ちに寄り添いながら、迅速に状況を収束させることが求められる、とても難しい仕事です。

キャストのパフォーマンスはスーパーバイザー次第

「東京ディズニーリゾートには、絶対的な幸福がある。」と入社後により強く感じるようになり、ここで働くことが出来ることに誇りを持っています。ゲストにハピネスを提供するキャストのパフォーマンスは、スーパーバイザーの力量によって大きく変化します。育成の過程を一緒に見ていくことが出来ること、そして、育成したキャストの頑張りがゲストに届いたと実感出来る瞬間に、とてもやりがいを感じます。

ぜひ、「愛のある人」と一緒に働きたいです。育成の際には叱ることもありますが、ただ叱咤するだけでは、伝えたいことは相手の心に響きません。テーマパークの魅力の要となるキャストの心を動かす力を持っている方をお待ちしています。

Q&A

Q1 最近、(仕事をしていて)感動した出来事は?

少し前になりますが、東日本大震災時に東京ディズニーリゾートは一時休園しました。約1カ月後に開園した際、たくさんのゲストの笑顔を間近で見たとき、多くの方が開園を楽しみにしていれくれたことを体感し、心から感動しました。

Q2 OLCの魅力は?

「明るい挨拶」「笑顔の接客」「親しみやすいコミュニケーション」、これらをキャスト全員が「当たり前」に実践している環境があることです。勤務をする中で、そのような環境を作りだしているのは人であり、その人を作り出す人材育成の仕組みがあることがOLCの魅力だと感じました。

Q3 OLCで働くようになってから、ご自身が成長したなと感じることは?

業務において、以下の3つの実践を心がけています。
1.公平性:キャストの評価もスーパーバイザーの業務の一つですが、常に公平な評価をすることを心がけています。簡単なようでとても難しいことです。
2.客観性:他者の客観的な意見を素直に受け止めて改善に努めています。自分一人ではなかなか自分を客観的に見ることは困難なので、仲間や上司からの意見はとても貴重だと感じています。時には受け入れがたい指摘もありますが、それを素直に受け止めることが大きな自己成長につながると考えています。
3.チャレンジ精神:過去の成功体験の壁に捉われず、積極的に新しいことに挑戦していくこと。前向きな気持ちで努力を重ねることが必ず結果に結びついていくと考えます。
上記の3つを、一貫して実践できているなと感じた時に、自身の成長を実感しました。

Q4 今後、チャレンジしていきたいことは?

入社以降、人材育成に力を入れてきましたが、少子高齢化が進む国内の状況も踏まえ、人材の定着や、多様な人材の活用についての施策も提案していきたいと考えています。

1日のスケジュール

遅番出勤の時(例) 

14:15

出社

出社、早番SVからの引継、メールや日報等の確認、当日のパーク運営情報入手

15:15

朝礼

遅番キャスト朝礼、早番キャスト終礼

16:15

パークにて

昼間のエンターテイメントショーモニター

17:15

パークにて

園内モニター

18:15

パークにて

夜間パスポート入園モニター

19:15

休憩

食事

20:15

オフィスにて

事務作業(翌日のキャスト人数調整、キャスト面談、ゲストからの賛辞・苦情確認・対処、他)

21:15

オフィスにて

事務作業(日報等入力、翌日SVへの申し送り)

22:15

クロージング作業

パーククリア作業

22:45

退社
遅番キャスト終礼、オフィスクロージング作業、退勤

社員インタビュー