2014年10月 |
オリエンタルランド入社 アトラクション運営部 スターツアーズユニット配属 現在に至る |
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“全員”で、安全な運営を目指すために
アトラクション運営部のスーパーバイザーは、アトラクションの安全な運営管理、日々の状況に合わせた適性な人員配置の検討、キャストの労務管理等「ヒト・モノ・カネ・情報」を管理する時間帯責任者です。現在の私の担当施設は、スターツアーズとショーベースです。
アトラクションは安全に運営することが何よりも大切です。アトラクション毎に、ゲストに安全に利用いただける基準や、システムが異なりますので、それぞれの特徴をしっかりと理解する必要があります。スーパーバイザーはもちろんのこと、実際にゲストに多く接しているキャストが、安全な運営に必要な知識を持ち、行動出来ているかということがとても重要です。
キャストに寄り添い、キャストの声を活かす
東京ディズニーリゾートの大きな魅力のひとつはキャストです。私の担当施設には約100名のキャストが在籍していますが、ひとりひとりの声にしっかりと耳を傾けることを一番大切にしています。スーパーバイザーの業務は多岐にわたる為、キャストと話す時間は作ろうと思わないとなかなか作れません。しかし意識的にキャストと対話をする機会を作り、キャストがゲストの為に改善すべきだと思っていることや、スーパーバイザーに期待していることを引き出すようにしています。そして、キャストの声をどのように活かしていくかを、在籍しているキャスト全員や、同僚のスーパーバイザー、上司のユニットマネージャーと一緒に考え、実行していきます。

同じ目標に向かって、多くの人を巻き込む
前職では、会員制のリゾートホテルを運営している会社で老人ホームのM&Aや新規開発を行う事業開発の仕事を5年程担当していました。M&Aで承継した会社メンバーとの関係作りでは、今まで違う価値観、環境で働いていた人と仲間になり同じ方向を目指していく必要がありました。周りの人とお互いに認め合い、一つのチームとなるため主体的に関わっていった経験は、現在の業務にも通じるところがあります。キャストの気持ちを真摯に受け止め、偏った考え方にならないようバランスを取りながら、多くの人を巻き込んでいくことが大切だと考えています。
また、新規開発案件では、課題を分析し多角的な視野で繰り返し事業収支作成を行っていました。現状に満足せず課題を分析する力、粘り強く挑戦する姿勢はより魅力あるテーマパークを創るという現在の業務にも活かされています。
アトラクションでは勤務終了時に毎回終礼を行っています。終礼ではより魅力あるアトラクションにしていくためキャスト同士の積極的な意見交換が行われています。これだけ多くのキャストが「ゲストにハピネスをお届けする」という同じ目標に向かって真剣に考え、一つになって動いているからこそ、大きな力になっているのだと実感しました。
「人に夢や感動を届けられる仕事がしたい」という想いを一番実現出来るのがオリエンタルランドだと感じています。新卒の時もオリエンタルランドの採用選考を受けましたが、その時は残念な結果になってしまいました。
前職にも大きなやりがいを感じていましたが、いつかオリエンタルランドで自分の想いを実現したいという気持ちは持ち続けていました。
そのため前職ではオリエンタルランドで働く上で自分に足りないと感じる力を養うため、新しい仕事にも積極的に挑戦し、自分なりの努力を重ねてきました。採用募集を見つけた際は、今の私ならオリエンタルランドで力になれると信じ応募しました。また夢や感動を生みだすキャストを育てるオリエンタルランドの人材育成力に大きな関心がありました。キャストの人材育成に直接関われるスーパーバイザーの仕事に大きな魅力を感じたのも、転職するきっかけとなりました。
瞬発的な判断力が身に付いたと感じます。スーパーバイザーは、イレギュラーが発生した際、状況を的確に把握し、責任者として最善の判断を行う必要があります。判断を行う際に大切なのは、ゲストにとって最善な方法であるかということです。スーパーバイザーとしての経験は、まだ半年。まだまだ判断する際の引き出しは少ないですが、それでもアトラクションの責任者として判断を迫られる場面はたくさんあります。引き出しを多くしていくためにも仕事の中で心掛けているのは、あらゆる状況を想定し自分だったらどう行動するかを日々考えるようにしています。また頼りになる先輩スーパーバイザーがたくさんいるので、少しでも気になったことは、タイムリーに確認するようにしています。
オリエンタルランドの一番の魅力は「人材」。ゲストに最高のハピネスをお届けするため、自ら考え行動できる自律したキャストを育成していきたいです。
また、パークの全体最適を考えていくためにも、様々なロケーションを経験することで、柔軟で幅の広いスーパーバイザーを目指していきたいです。また将来的にはより広い視野で人材育成に関わる仕事をしたいと考えています。
早番出勤の時(例)
7:00 |
出社 業務日誌や引き継ぎ事項の確認 |
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7:30 |
オープニング作業 早番キャストの朝礼、アトラクションオープンに向けての準備 |
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8:30 |
パークにて パークオープン時のゲストモニター |
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9:30 |
パークオープン後 パークでのキャストモニター、キャストポジションの調整、アトラクション運営状況確認 |
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10:30 |
オフィスにて キャストとの面談、キャストへの指導 |
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11:30 |
休憩 昼食 |
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12:30 |
パークでのキャストモニター、キャストポジションの調整、アトラクション運営状況確認 |
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13:30 |
オフィスにて 担当業務、業務日誌の記入 |
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14:30 |
引き継ぎ 遅番社員との引き継ぎ |
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15:30 |
退社 |
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