2022年2月 | オリエンタルランド入社 |
クリスタルパレス・レストラン スーシェフ 現在に至る |
インタビュー
~一丸となって最高の食体験を~
私は東京ディズニーランドにあるクリスタルパレス・レストラン、チャイナボイジャー、その他周辺の飲食店舗運営をスーシェフとして担当しています。
クリスタルパレス・レストランは、パーク内唯一のビュッフェ店舗として、季節やイベントごとに様々なパークらしいメニューを展開している、ファミリー層にも人気のレストランです。また、チャイナボイジャーは、中華麺を中心としたレストランで、パーク内でも多くのゲストにご利用いただいている店舗のひとつです。
スーシェフは、パーク内の飲食施設で、キッチン内の時間帯責任者を担う役割です。提供するメニューのクオリティの維持・向上や、キャストへの調理に関するアドバイス、管理者としてキャストの育成、管理を行うことがメインの業務です。
担当店舗がビュッフェスタイルですので、多くのキャストの力が必要で、メニューの切り替えも頻繁にあります。そんな中で店舗一丸となって、テーマ性に富んだ美味しい食事を提供できるように日々奮闘しています。
~1人ひとりが輝くことがゲストのハピネスへ~
スーシェフ業務をするなかで大切なのは、コミュニケーションだと私は考えています。
業務の中で「調理する仕事」だけを切り取ると、ひとりで完結することもできるかもしれませんが、「ゲストに美味しい食事を美味しい状態で届ける」ためには、自分ひとりでは成り立たず、周囲との連携が不可欠です。
『キャストに与えられた役割に責任をもって取り組んでもらうにはどうすればいいか』『キャストに楽しく仕事をしてもらうにはどうしたらいいか』を、時間帯責任者として、毎日コミュニケーションをとりながら探っています。
キャストの在籍者も多く、様々な想いや価値観をもった人たちと関わる仕事ですが、職場はオープンで連携しやすい雰囲気が魅力だと感じます。ユニットマネージャーやシェフなどの役割はありますが、フラットにコミュニケーションをとりながら、意見交換ができる環境が心地よいと感じています。ちょっとしたことを相談して、みんなで会話しながらアイディアが膨らんでいく体験をしていると、同じ目標に向かって働く仲間がいることが、とても心強く思えます。
~チャレンジできる風土を活かす~
自分自身、チャレンジすることを大切に調理人として働いてきた中で、オリエンタルランドに「チャレンジ精神」が根付いていることを知ったことが入社のきっかけでした。
これから自分がしたいチャレンジは、「食に更なるエンターテイメント性をプラスし、ゲストにお楽しみいただける料理を提供すること」です。
自己啓発として、海外パークの情報収集をすることがありますが、アメリカはエンターテイメント本場ならではの活気があると感じます。料理の実演を通してゲストを楽しませている様子を目にした時には、こうしたパフォーマンスを東京ディズニーリゾートでも取り入れることはできないか、と考えることもあります。簡単なことではありませんが、いつかの実現を目指して、着実に知見と経験を積んでいきたいです。
特定のジャンルにとらわれないことです。前職は、顧客のニーズにあわせた料理を開発・提供する仕事でした。ある時は洋食、ある時は和食…といったように、手元にある食材でいかに顧客が求める料理を提供するかが求められていました。
現在担当するクリスタルパレス・レストランでも、食材の切り替えの際は「枠組みにとらわれず、ゲストが求める料理を開発・提供する」ことが重要になるため、前職の経験、クリエイティビティが活かされていると感じます。
「人」です。
すごく親切な人が多い印象を持っています。人に教えるのが上手な人、好きな人が多く、面倒見のいい社風は特色だと感じます。人を大切にしている会社だからこそ、研修などのサポートが充実していることも魅力です。テーマパークという初めての環境ではありましたが、安心して独り立ちすることができました。
毎日たくさんのゲストにお越しいただき、たくさんのゲストに料理を提供していることに、感動しっぱなしの日々です。朝早くから、チャイナボイジャーに来てくださるゲストの姿をみると、こんなに多くのゲストが私たちの料理に期待を寄せてくださっているのだと、日々感動を感じます。
その期待に応えるべく、美味しい食事を提供しなくてはと、身の引き締まる思いがしています。
スーシェフはシフトでの勤務となりますので、フレキシブルに対応できるのが良いところです。
例えば家庭の事情など、他のメンバーの勤務が難しくなった場合にも、お互いで協力しながら、勤務を行うことができています。
また、気になる仲間に声をかける先輩の姿からは相互扶助の意識が根付いていると感じます。
まずは興味を持たれたら応募して、一歩踏み出してほしいと伝えたいです。
自分には難しいのではないかと心配する方もいらっしゃるかもしれませんが、やってみたいと思えたなら、まずはチャレンジしてみてください!
同じ目標、夢に向かえる方と仲間になれることを、楽しみにしています。
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