本日12月4日は、当社の歩みを語る上で欠かすことのできない、ディズニーランドを誘致するためにディズニー社の首脳陣にプレゼンテーションを実施した日から50年の記念の日となります。
今から50年前の1974年、かねてより首都・東京に隣接する千葉県浦安地区がディズニーランド建設に好適地であることをアピールするなど、ディズニー社首脳の来日を懇願していました。そして1974年12月4日、長年の願いが叶い、ディズニー社首脳の来日が実現しプレゼンテーションを実施することができました。当日は会場となった都内ホテルで、ディズニー社首脳に対して、長期的な日本市場の有望性、開発予定地が日本の中心であり、人口約3000万人を擁する首都圏の一角に位置する点などを訴えました。
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- プレゼンテーションの様子
プレゼンテーション終了後、当時はまだ数少なかったサロンのついたデラックスバスで、車内ではホテルの料理長が自ら腕をふるった豪華なサンドイッチを提供するなど移動時間を短く感じていただけるよう工夫を凝らし、舞浜の予定地を案内しました。さらにヘリコプターで開発用地を上空から視察することで、首都圏に隣接していること、三方を海や河川に囲まれており非日常性が高いことなど、ディズニーランド用地としての適性や特徴を実感できる視察を展開しました。
決め手となった「立地条件」を最大限にアピールできたことで、ディズニー社は米国以外では世界で初となる、ディズニー・テーマパークの建設地として現在東京ディズニーリゾートがある舞浜を選んだのでした。