オリエンタルランドグループは、2013年11月12日と26日の2日間にわたり、浦安市立美浜中学校の1年生、計5クラス約150人を対象に、ダンスを指導する出張授業を実施しました。

 

この出張授業は、2012年度に完全施行された新学習指導要領により、新たに中学1、2年生の保健体育授業においてダンスが必修化されたことを受け、東京ディズニーリゾート®を運営する当社グループならではの人材やスキルを活かしたダンス指導を行うことで、地域における生徒の育成を支援したいとの考えから、今年度初めて実施しました。

 

東京ディズニーリゾートで活躍する振付師とダンサー3名が中学校に出張し、保健体育の授業において、見本演技やダンスステップ指導、校内のダンス発表会に向けての練習指導やフォローアップなどを行いました。

 

1回目の授業は見本演技からスタートします。体育館のステージに振付師とダンサーが登場、「イッツ・ア・スモールワールド」~ダンスリミックスバージョン~の音楽にのせて、息のあった切れのあるダンスを披露すると、生徒たちは釘付けになり、歓声が上がっていました。続いては、振付師によるダンスステップのレッスンです。生徒たちは、アップ、ダウン、ボックスなど、さまざまなステップをひとつひとつ覚えていきました。覚えたステップを組み合わせ、音楽に合わせて踊る場面では、テンポの早さに動きがバラバラになる生徒も見られましたが、振付師から、「間違えてもいいから大きく動くと体が覚える」、「複雑なステップも何度もやればできるようになる」などとアドバイスを受け、振付師やダンサーの動きを懸命に真似ながら繰り返していくことで、授業が終わる頃には課題のダンスは完成に近づいていきました。

 

2回目の授業では、休み時間や放課後に練習に励んだ成果として、生徒たちが課題のダンスを披露、振付師たちは想像を上回るパフォーマンスに驚き、そして拍手を送りました。さらなるレベルアップを目指し、振付師からチーム毎にフォーメーションなど自由演技についてのアドバイスを受けた生徒たちは、発表会に向け、皆で意見を出し合い、熱心に自分たちのダンスを創り上げていました。

 

プロのダンス指導について生徒たちからは、「難しいステップもあったが、だんだん踊れるようになって楽しかった」、「もっと練習してダンサーのようにカッコ良く踊れるようになりたい」との声が聞かれ、先生たちは、「慣れないダンス指導が始まったので、基本のステップを教えてもらえて良かった」、「生徒たちは休み時間も練習するようになり、クラスの一体感も高まった」などと話していました。

 

オリエンタルランドグループは、これからも地域とのつながりを大切にするとともに、子どもたちを育む社会貢献活動に取り組んでまいります。

 

東京ディズニーリゾート関連のCSR活動は、ディズニー・エンタプライゼズ・インクのライセンスを受けて東京ディズニーリゾートを経営・運営する会社として、株式会社オリエンタルランドが実行・管理しています。

 

以上