オリエンタルランドグループは、2014年10月27日・11月10日の2日間、今年4月に新設開校した浦安市立高洲中学校の1年生、計6クラス約190人を対象に、ダンスを指導する「ダンス出張授業」を実施しました。
 

この授業は、2012年度に完全施行された「新学習指導要領」(文部科学省)で中学1、2年生の保健体育授業にダンス・武道教育が必修化されたことを受け、テーマパーク事業を営む当社グループならではの人材やスキルを活かしたダンス指導を行うことで、地域における生徒の育成を支援したいとの考えから、昨年度初めて浦安市立美浜中学校で実施したもので、今回が2回目の実施となりました。
 

「ダンス出張授業」では、東京ディズニーリゾート®で活躍する振付師とダンサー計5名が、保健体育の授業時に見本演技やダンスステップの指導、校内のダンス発表会に向けての練習指導やフォローアップなどを行いました。
 

  • 10月27日(1回目の授業)
     

授業は、課題曲の「イッツ・ア・スモールワールド」~ダンスリミックスバージョン~が流れるとともに体育館のステージの幕が開き、振付師とダンサーが決めポーズで登場し、ダイナミックなダンスの披露からスタートしました。
 

プロのダンス指導という初めての経験に、生徒たちも最初は緊張気味で、周りの友達のステップの出来映えを気にしながら苦笑いや照れ笑い、中にはテンポの速さに困惑するなど様々な表情が見受けられましたが、振付師のアドバイスを真剣に聞きながら繰り返し練習することで、少しずつ余裕の笑顔も出始め、授業が終わる頃には軽快なステップを見せてくれました。
 

こうして、生徒と振付師・ダンサーが一緒になってダンスを完成させていくというユニークな1回目の授業は終了しました。
 

  • 11月10日(2回目の授業)
     

2回目の授業では、前回マスターしたステップの確認、グループに分かれてのフォーメーションや創作部分を繰り返し練習しました。
 

教える側と教わる側が、互いに一所懸命に取り組む心地よいコミュニケーションが生まれる中で、12月の発表会に向けた仕上げの授業が行なわれました。
 

生徒たちは1回目の授業後にグループごとに練習計画を立て、休み時間や放課後にも練習を行った成果もうかがわれ、計2回の「出張授業」を参考にさらなるレベルアップを目指して練習に取り組み、12月の発表会に臨みます。
 

 今回の「出張授業」について生徒たちからは、「難しかったけれど、だんだん踊れるようになって楽しかった」、「ダンス指導の皆さんの説明がわかりやすかった」、「笑顔で楽しそうに踊るように心がけました!」などの嬉しい声が聞かれました。先生からも、「慣れないダンス指導が始まり戸惑いもありましたが、基本のステップを教えていただき大変勉強になりました」などの感想をいただきました。
 

オリエンタルランドグループは、これからも地域とのつながりを大切にし、一人ひとりの新たな経験や感動づくりのお手伝いを始め、楽しみながらいろいろなことを学ぶ機会の提供を通じ、子どもたちを育む社会貢献活動に取り組んでまいります。

 

東京ディズニーリゾート関連のCSR活動は、ディズニー・エンタプライゼズ・インクのライセンスを受けて東京ディズニーリゾートを経営・運営する会社として、株式会社オリエンタルランドが実行・管理しています。

 

以上