2018年2月7日

OLCグループは、2017年11月30日(木)~12月1日(金)、2018年1月18日(木)~19日(金)の4日間にわたり、浦安市内の中学生にさまざまな仕事を体験してもらう、「OLCグループ職場体験学習プログラム~We make Happiness~」を実施しました。

 

この体験プログラムは、文部科学省が小・中・高等学校で推進するキャリア教育(児童や生徒一人ひとりの勤労観・職業観を育てる教育)に協力しているもので、2005年度より実施しています。

 

東京ディズニーリゾート®を裏から支える仕事を通じて、生徒たちに仕事の難しさや面白さを実感してもらうとともに、すべての仕事がゲストのハピネスにつながっていることを学ぶ目的として、今回は、浦安市立浦安中学校の1年生42名と、浦安市立高洲中学校の2年生46名が、それぞれ13種類の仕事を体験しました。

 

生徒たちは、働くための心構えなどを学ぶ集合研修を受講した後、各職場のトレーナーとともに緊張した面持ちで各々の職場へ向かいました。

 

レストランの厨房では、チキンドリアの盛り付けやスペシャルデザートの仕上げを担当しました。シェフやトレーナーの指導を受けながら、慎重に取り組み、完成すると笑顔がこぼれていました。

 

パパイヤの飾りをペイントする作業では、熟れ方に合わせて色を塗り重ねていきました。見本と何度も見比べながら、何段階にもおよぶ地道な作業に一心に取り組んでいました。

 

他にも、コスチュームのボタン付け、イクスピアリでのインフォメーション業務、ホテルでのベッドメイキングなど、さまざまな業務に取り組み、「東京ディズニーリゾートは、さまざまな裏方の仕事に支えられ、チームワークで成り立っていることがわかった」、「働くことは自分のためだと思っていたが、人や社会のためなのだとわかった」などと振りかえり、「自分も、誰かのために行動できる人になりたい」「明日からは、仲間と明るく挨拶を交わし、大変なことでも楽しんでいきたい」などと話していました。

 

先生方からは、「普段見ることのできない真剣な表情と笑顔を見ることができました。生徒たちが、仕事の大変さややりがい、そして楽しさを学べたことは、達成感にあふれた表情が物語っていました」などの感想をいただきました。

 

各職場のトレーナーは、「中学生にも理解しやすいよう、説明を工夫しました。一緒に働くことで、初心に返ることができました」と話し、中学生との交流を通して刺激を受け、有意義な時間を過ごしたことが伺えました。

 

OLCグループは、これからもさまざまな形で、子どもたちを育む社会貢献活動に取り組んでまいります。