2016年12月21日

 

OLCグループは、2016年11月10日(木)~11日(金)、2016年12月1日(木)~2日(金) の4日間にわたり、浦安市内の中学生に東京ディズニーリゾート®の様々な仕事を体験してもらう、「OLCグループ職場体験学習プログラム~We make Happiness~」を実施しました。

 

この体験プログラムは、文部科学省が小・中・高等学校で推進するキャリア教育(児童や生徒一人ひとりの勤労観・職業観を育てる教育)に協力しているもので、2005年度より実施しています。

 

東京ディズニーリゾートを裏から支える仕事を通じて、生徒たちに仕事の難しさや面白さを実感してもらうとともに、すべての仕事がゲストのハピネスにつながっていることを学ぶ目的として、今回は、浦安市立明海中学校の2年生40名と、浦安市立日の出中学校の2年生41名が、それぞれ13~14種類の仕事を体験しました。

 

生徒たちは、東京ディズニーリゾートで働くための心構えなどを学ぶ集合研修を受講した後、各職場のトレーナーとともに緊張した面持ちで各々の職場へ向かいました。

 

東京ディズニーリゾート・インフォメーションセンターでは、ゲストからのさまざまなお問い合わせに電話で応えるオペレーターを模擬体験しました。隣室のトレーナーからの電話に緊張しながらも、教えられた通り「笑声」で対応、聞かれたショーの時間をパソコンで確認しながら丁寧に答えていました。

 

イクスピアリでは、施設について学んだ後、街のインフォメーションを担当しました。覚えたことを復習しながらカウンターに入り、トレーナーのサポートを受けながらも、笑顔でハキハキと道案内をしていました。

 

その他、パーク内に飾られるシュガーアップル(果実)を何段階にも色を重ねながら地道にペイントする作業、ディズニーアンバサダー®ホテルでのベッドメイキングなど、東京ディズニーリゾートならではのさまざまな業務に取り組み、「裏から支える仕事でも、ゲストにハピネスを届けるという思いは変わらないことがわかった」、「ありがとうと言われた時の嬉しさ、やり切った時の達成感など、仕事は大変なことだけではないと感じた」などと振りかえり、「明日からは、どんなに地味なことをやるにも腐らず、どんな些細なことでも気を抜かずに取り組んでいきたい」などと話していました。

 

先生方からは、「この2日間で、生徒が目に見えて成長するところを見ることができました。机の上では学べない大きな経験になったと思います」などの感想をいただきました。

 

各職場のトレーナーは、「専門用語を使わないでわかりやすい説明を心がけるなど、改めて仕事を振り返る機会となり、新人の頃を思い出しました」と話し、中学生との交流を通して刺激を受け、有意義な時間を過ごしたことが伺えました。

 

OLCグループは、これからもさまざまな形で、子どもたちを育む社会貢献活動に取り組んでまいります。