オリエンタルランドグループは、2015年9月16日と10月6日に浦安市立見明川中学校の1年生3クラス約100人、2016年1月13日と27日に浦安市立堀江中学校の1年生6クラス約220人を対象に、ダンスを指導する「ダンス出張授業」を実施しました。
 

「ダンス出張授業」は、2012年度に完全施行された「新学習指導要領」(文部科学省)で中学1、2年生の保健体育授業にダンス教育が必修化されたことを受け、テーマパーク事業を営む当社グループならではの人材やスキルを活かしたダンス指導を行うことで、地域における生徒の育成を支援したいとの考えから、2013年度から実施しています。
 

授業では、東京ディズニーリゾート®で活躍する振付師とダンサー計5名が、体育教師へのダンスステップのレクチャー、見本演技や生徒へのダンスステップの指導、校内のダンス発表会に向けての練習指導などを行いました。
 

1回目の授業では、基本のダンスステップを学びました。体育館のステージに登場した振付師とダンサーが、息のあったダイナミックな見本演技を披露した後、生徒たちは、課題曲の「イッツ・ア・スモールワールド」~ダンスリミックスバージョン~に沿って、ひとつひとつのステップを身につけていきました。プロのダンス指導という初めての経験に、生徒たちも最初は緊張気味で、テンポの速さに戸惑う場面も見られましたが、振付師のアドバイスを聞き、ダンサーの踊りを間近で見ながら繰り返し練習することで、少しずつ楽しそうな表情になり、授業が終わる頃には軽快なステップを刻んでいました。
 

2回目の授業では、グループに分かれ、前回学んだステップをアレンジし、発表会に向けてのフォーメーションや創作部分を仕上げていきました。グループで話し合いながら創りあげていく生徒たちのもとを、振付師とダンサーが順番にまわり、生徒たちの創造力を引き出すアドバイスやダンス指導を行いました。授業が終わる頃には、それぞれのグループが個性的なダンスを仕上げていき、振付師やダンサーの指導が加わることでレベルアップし、徐々に発表会に向けての準備が整っていきました。
 

今回の「出張授業」について生徒たちからは、「踊れるか不安だったけれど、ダンスが好きになりました」「笑顔で楽しく踊ることができました」「ダンスを通して絆が深まりました」などの嬉しい声が聞かれました。先生からも、「日頃リーダーシップをとらないような生徒が率先して取り組むなど、生徒たちの違う一面が見られて頼もしく思いました」などの感想をいただきました。
 

オリエンタルランドグループは、これからも地域とのつながりを大切にし、一人ひとりの新たな経験や感動づくりのお手伝いをはじめ、楽しみながらいろいろなことを学ぶ機会の提供を通じ、子どもたちを育む社会貢献活動に取り組んでまいります。


以上