2014年12月20日、子どもたちを育む社会貢献の一環として、『夢・感動塾』を実施しました。
『夢・感動塾』は、夢を持ち続けながら日々努力し、輝いている人(キャスト)との交流を通じ、「夢を持つことのすばらしさ」や「夢の実現に向けて必要なものは何か」を考えるなど、子どもたちが夢を持ち、その実現に向けて一歩を踏み出すきっかけづくりのプログラムです。2012年度にスタートしたこのプログラムは、これまで12回実施し、288名の子どもたちが受講しています。

今回も、小学5、6年生25名が参加し、ショーの出演者として東京ディズニーリゾート®で働くキャストが自らの夢を叶えた実体験に触れることで、夢の実現に向けての一歩を踏み出しました。
はじめに、子どもたちは5つのグループに分かれ、応募時の作文のテーマでもあった「夢とは何か」について、一人ひとりの想いや考えなどについて共有しました。続いて、「ダンサーになる」という夢を実現した、東京ディズニーランド®のショーの出演者である白石健二がレッスン着で登場しました。白石は、自らが夢を叶えた道のりを振り返り、子どもたちへのメッセージとして、「いつも地道に努力してきたからこそ、やり直すこともできた。真面目に自分らしく夢に向かって進んでほしい。そして、自分で納得するまで練習したことがダンサーの自分を支えている。何事もあきらめずに続けることが大切」と語りました。 

夢の軌跡を語るキャスト

次に、夢を叶えたキャストにちなんだ体験学習です。実際に白石が出演するショーを鑑賞しました。ショーが始まると、白石の姿を必死に探し、さまざまなシーンに登場し華やかに踊る姿に釘付けになっていました。

体験学習の後は、白石が再登場し、子どもたちが夢についての質問をぶつける時間です。今回も積極的に手が挙がり、「夢が実現できた一番の要素は何ですか」、「夢を持つことによって、変わったことはありますか」「上手くいかない時はどう乗り越えましたか」「これからの夢は何ですか」などの質問が矢継ぎ早に寄せられました。 

キャストに質問する子どもたち

続いて子どもたちは、常に新しいことに挑戦し夢を持ち続けたウォルト・ディズニーの想いや行動力について学びました。ウォルト・ディズニーが好奇心、自信、勇気、ゆるぎない意思で夢を叶えたことに触れ、「夢とは、叶えたら終わりではなく、また新たな夢を持って夢を追いかけ続けることが大切」、「ウォルトは努力して夢を叶えた人」などと同じグループの仲間たちに話していました。

子どもたちは1日を通して、夢を持つことの素晴らしさや実現するために大切なことを学び、それぞれが発見したこと、感じたことをまとめていきました。 

グループワークの様子

最後には、将来の夢と、夢の実現に向けた自分自身への約束をグループ内で一人ひとり発表しました。
子どもたちは、「夢はまだ見つかっていないけど、興味のあることからどんどん挑戦していきたい」「夢はアフリカに学校を建てること。必要な資格をとるなどして頑張ります」「小学校の先生になりたい。周りの人に親切にし、人の役に立てるよう努力します」などと力強く宣言し、充実した表情で修了証を手にしていました。
保護者の方からは、「目標に向かって進む大切さを学び、何年か先の自分を想像することができるようになったと話していました」「夢を持つことの素晴らしさを実感したようで、いろいろな意識の変化が見られました」などの感想が届きました。 

塾長から修了証を受け取る子どもたち、記念撮影

OLCグループは、これからも子どもたちを育む社会貢献活動に取り組んでまいります。