OLCグループでは、月に1回、敷地内7カ所にある従業員食堂で、『WE ARE ONE 心はひとつ スペシャルメニュー』と題し、30円の被災地支援のための寄付がついたメニューを提供しています。
 

『WE ARE ONE 心はひとつ スペシャルメニュー』は、東日本大震災の被災地支援活動の一環として2011年度から実施しているもので、メニューを選んだ従業員からの寄付金に、同等額を会社が拠出し、岩手県、宮城県、福島県の小学校へそれぞれ必要な備品を寄贈する活動です。この活動により、これまでに、岩手県山田町、陸前高田市、宮城県気仙沼市、南三陸町、福島県南相馬市の計92校への支援を実施しており、今回は宮城県石巻市の小学校2校を対象としました。
 

 2016年1月14日と15日に、仙台市出身の当社従業員の高橋 美子と中谷 雄一が、石巻市立大須小学校と石巻市立和渕小学校を訪問し、ストップウォッチやCDラジカセ、図書を寄贈しました。これは、従業員が支援活動に関わることで、より活動の裾野を広げていきたいと、社内で宮城県出身の従業員を募集し、従業員の手で直接寄贈品をお届けしようと企画したもので、昨年に続き3回目となります。
 

 石巻市立大須小学校を訪問した高橋は、「震災以降、今も頑張っている同郷の子どもたちに、少しでも何かのお手伝いをしたいという思いでした。全校生徒が7人の小さな小学校でしたが、素敵な笑顔に出会い、私も元気をいただきました。まもなく震災から5年ですが、復旧、復興への道はまだまだ長く、私たちができることは『遠くにいても忘れないこと』だと痛感させられる機会となりました。」と語りました。
 

また、石巻市立和渕小学校を訪問した中谷は、「石巻の小学生と会ってその笑顔を見て、被災した人達に何かをしてあげようということではなく、その人達のいろいろな思い、気持ちに寄り添ってあげることが大事だと思いました。震災から5年経ち、自分の中でもその記憶が段々薄れてきています。この経験を、日本として、OLCとして、決して忘れずに未来に活かしていかなくてはいけないとあらためて感じました。」と語りました。
 

 教頭先生からは、「こうして直接学校に寄贈に来ていただくことは、生徒の心に残ります。従業員の提案による活動ということもあり、生徒たちも今後自ら考えて、何か人の役に立ちたいと思う気持ちにつながります」とのお言葉をいただきました。
 

OLCグループは、これからも、子どもたちに笑顔を届ける支援活動に取り組んでまいります

 

以上