2020年1月22日
OLCグループは、2019年11月21日(木)~22日(金)、26日(火)~27日(水)の計4日間にわたり、浦安市内の中学生にさまざまな仕事を体験してもらう、「OLCグループ職場体験学習プログラム~We Create Happiness~」を実施しました。
この体験プログラムは、文部科学省が小・中・高等学校で推進するキャリア教育(児童や生徒一人ひとりの勤労観・職業観を育てる教育)に協力しているもので、2005年度より実施しています。
OLCグループの事業を裏から支える仕事を通じて、生徒たちに仕事の難しさや面白さを実感してもらうとともに、すべての仕事がゲストのハピネスにつながっていることを学ぶ目的として、今回は、浦安市立入船中学校の2年生38名と、浦安市立富岡中学校の2年生48名に、それぞれ15種類の仕事を体験してもらいました。
生徒たちは、働くための心構えなどを学ぶ集合研修を受講した後、各職場のトレーナーとともに緊張した面持ちで各々の職場へ向かいました。
ホテルでは、ベッドメイキングを体験しました。トレーナーのアドバイスを受けながら、完成まで気を抜くことなく、丁寧にシーツや布団を整えていきました。
イクスピアリでは、インフォメーションと映画館の仕事を担当。インフォメーションカウンターでの案内、映画チケットの発券やもぎり、館内清掃やポップコーン作りなど、さまざまな仕事にチャレンジしました。インフォメーションカウンターでは、トレーナーとともにお客さまの道案内などを実践し、最初は少し緊張している様子でしたが、徐々に笑顔も見られるようになっていました。
他にも、何段階もの地道な作業を経て本物と見紛うほどのトマトを完成させる装飾の仕事、インフォメーションセンターでの電話対応の仕事、火災や地震に備える防災の仕事など、さまざまな業務に取り組み、「たくさんの作業があっても、次の行動まで考えながら作業すると、安全で効率的に作業ができるとわかりました。」「笑顔を大切に、相手とのコミュニケーションをとることで、チームワークが構築され、仕事がしやすくなると思いました。」などと振りかえり、「学校でもコミュニケーションを大切にし、チームワークを大事にしたいと思いました。」「今回学ぶことができた、『職場の雰囲気づくり』や『職場での人との関わり方』は、学校生活でもすぐに活かすことができると思うので、すぐに実践したいと思いました。」などと話していました。
先生からは、「丁寧に、根気強く、温かく子どもたちを指導していただいたおかげで、学校生活ではなかなかわからないたくさんの気づきを得ることができ、『働く』ということに対する価値観に大きな変化が起こっていました。『挨拶』、『コミュニケーション』、『チームワーク』、『笑顔』など、人として生きていくうえで、大切にしなくてはならいことを、今まで以上に理解してくれました。」などの感想がありました。
各職場のトレーナーは、「ゲストにどうやってハピネスを創造するのか、職場体験を通して伝えたいと思っていたところ、最終的にはゲストだけでなく、トレーナーの私たちにも素敵なハピネスを提供してくれました。常に相手の立場にたって考えることの大切さを理解してもらえたことが嬉しく感じるとともに、その重要性を自分たちも再認識することができる貴重な機会になりました。」と話していました。
OLCグループは、これからもさまざまな形で、子どもたちを育む社会貢献活動に取り組んでまいります。