2018年7月12日

OLCグループでは、月に1回、敷地内7カ所にある従業員食堂で、『WE ARE ONE 心はひとつ スペシャルメニュー』と題し、30円の被災地支援のための寄付がついたメニューを提供しています。

 

この『WE ARE ONE 心はひとつ スペシャルメニュー』は、東日本大震災の被災地支援活動の一環として2011年度から実施しているもので、メニューを選んだ従業員からの寄付金に、同等額を会社も拠出し、被災した地域の小学校へ必要な備品を寄贈する活動です。これまでに、岩手県、宮城県、福島県の計146校への支援を実施しています。

 

2018年6月27日(水)、福島県南相馬市の2つの小学校に、書籍や図形用文房具などを寄贈しました。

 

寄贈に際しては、従業員が支援活動に関わることで、より活動の裾野を広げることを目的に、東日本大震災の被災県出身の従業員がボランティアとして活動に同行しています。今回は、寄贈先小学校出身の田島京香と加藤由佳が、自らの手で子どもたちに寄贈品を届けました。

 

南相馬市で震災を経験した田島は、「地元である南相馬市に従業員の想いを直接届けることができ、何より子どもたちの喜ぶ顔が見られて良かったです。今後少しでも復興の役に立ちたいと思いました」と話しました。

卒業以来の母校訪問となった加藤は、「環境の変化や児童数の減少など、未だ震災の影響を色濃く感じました。それでも、元気な子どもたちのたくさんの笑顔に会えて、復興への力を感じました」と話しました。

 

子どもたちは、並べられた新しい本を嬉しそうに手に取り、校長先生は、「子どもたちは、改めてさまざまな人に支えられていることに気づき、感謝の気持ちを持つことができました」と話してくださいました。

 

OLCグループは、これからも、子どもたちに笑顔を届ける支援活動に取り組んでまいります。