2018年12月20日

OLCグループは、2018年11月19日(月)~11月20日(火)、2018年11月27日(火)~28日(水)の4日間にわたり、浦安市内の中学生にさまざまな仕事を体験してもらう、「OLCグループ職場体験学習プログラム~We make Happiness~」を実施しました。

 

この体験プログラムは、文部科学省が小・中・高等学校で推進するキャリア教育(児童や生徒一人ひとりの勤労観・職業観を育てる教育)に協力しているもので、2005年度より実施しています。

 

OLCグループの事業を裏から支える仕事を通じて、生徒たちに仕事の難しさや面白さを実感してもらうとともに、すべての仕事がゲストのハピネスにつながっていることを学ぶ目的として、今回は、浦安市立見明川中学校の2年生41名と、浦安市立堀江中学校の2年生43名が、それぞれ15種類の仕事を体験しました。

 

生徒たちは、働くための心構えなどを学ぶ集合研修を受講した後、各職場のトレーナーとともに緊張した面持ちで各々の職場へ向かいました。

 

ホテルでは、ベッドメイキングを体験しました。トレーナーのアドバイスを受けながら丁寧にシーツや布団を整えていき、最後は枕の小さなシワひとつにもこだわりを見せ、完成すると誇らしそうな表情を浮かべていました。

 

イクスピアリでは、インフォメーションと映画館の仕事を担当。インフォメーションカウンターでの案内、映画チケットの発券やもぎり、館内清掃やポップコーン作りなど、さまざまな仕事にチャレンジしました。インフォメーションカウンターでは、トレーナーとともにお客さまの道案内などを実践し、最初は少し緊張している様子でしたが、徐々に笑顔も見られるようになっていました。

 

他にも、何段階もの地道な作業を経て、本物と見紛うほどのバナナを完成させる装飾の仕事、インフォメーションセンターでの電話対応の仕事、火災や地震に備える防災の仕事などさまざまな業務に取り組み、「ありがとうと言われるだけで、こんなにうれしいのだということがわかり、仕事は楽しいものだと思えました」、「仕事に対する思いやチームワークの大切さを学び、仕事に対するイメージが変わりました」などと振りかえり、「将来の夢につながる大切なことが学べました」「あいさつや笑顔でいることなど、習ったことを実践します」などと話していました。

 

先生方からは、「とても貴重な体験になったようです。生徒たちの輝く笑顔を見て、充実した時間を過ごしたことが伺えました」などの感想をいただきました。

 

各職場のトレーナーは、「仕事の大変さだけでなく楽しさが伝わるようなプログラムを皆で考えました。中学生のキラキラした表情を見て、新人の頃を思い出しました」と話し、中学生との交流が初心に返る機会であるとともに、職場が活性化していることが伺えました。

 

OLCグループは、これからもさまざまな形で、子どもたちを育む社会貢献活動に取り組んでまいります。