CEOメッセージ

代表取締役会長(兼)CEO
加賀見 俊夫

新型コロナウイルス感染症に罹患された皆さまおよび感染拡大により生活に影響を受けられた皆さまに、心よりお見舞い申し上げます。一日も早い回復と感染症の早期終息をお祈りいたします。
 

東京ディズニーランドおよび東京ディズニーシーは、新型コロナウイルスの感染拡大の影響を受け、約4か月間営業を休止いたしました。ステークホルダーの皆さまにはご心配をおかけしましたことをお詫びいたしますとともに、励ましのお言葉をはじめ多大なるご支援を頂戴いたしましたことに心から御礼申し上げます。
 

臨時休園期間中は、「安全・安心」な東京ディズニーリゾートとして再びゲストをお迎えしたいと試行錯誤を繰り返し、役職員一丸となって再開準備にあたってまいりました。これまでと全く異なる状況の中で創りあげた新たな運営方法は、社会の変化への対応力を高め、次なる進化に向けての糧となるものと感じています。
また、長期の視点では、将来の東京ディズニーリゾートの成長に資するハードへの投資計画が重要であると考えており、2021年度以降の「トイ・ストーリー」シリーズをテーマとする新たなディズニーホテルや「ファンタジースプリングス」など、発表済みの大規模開発は継続する判断をいたしました。一方で、長期的持続的な成長には、コア事業である東京ディズニーリゾートの価値提供の深化はもちろんのこと、新たな知見の探索も必須と考えております。そこで新たに、「夢、感動、喜び、やすらぎ」のある社会づくりに寄与する事業を創出する新会社として、株式会社オリエンタルランド・イノベーションズを設立いたしました。
 

OLCグループは、2020年7月11日に創業60周年を迎えました。60年もの長期にわたって会社が存続していることは、ひとえにステークホルダーの皆さまが私どもの事業を支えてくださったからこそであり、その信頼に応えようと役職員が一丸となってきた結果と考えています。
60年たっても「国民の文化・厚生・福祉に寄与する」という当社の目的が変わることはありません。どのような時代であっても、どのような状況であっても、「夢、感動、喜び、やすらぎ」を提供し続けることが私どもの不変の使命です。
そのために、CSR方針である5つの「大事にしたいこと」、そして、ESG(環境、社会、企業統治)の視点を一層重視し、社会の変化に迅速かつ的確に対応しながら、取り組んでまいる所存です。そして、50年先、100年先にも社会に必要とされる企業であり続けるため、引き続き企業価値の向上に邁進してまいります。
ステークホルダーの皆さまにおかれましては、長期的な目線で一層のご理解とご支援を賜りますようお願い申し上げます。

COOメッセージ

代表取締役社長(兼)COO

上西 京一郎

新型コロナウイルス感染症に罹患された皆さまおよび感染拡大により生活に影響を受けられた皆さまに、心よりお見舞い申し上げます。一日も早い回復と感染症の早期終息をお祈りいたします。

新型コロナウイルス感染症の影響による臨時休園

新型コロナウイルス感染症の影響により、東京ディズニーランドと東京ディズニーシーは約4か月間臨時休園し、OLCグループは過去最大の危機的状況に立たされました。パークの休園期間中、多くのゲストの皆様からご期待と励ましの声をいただき、我々の事業が提供している価値と存在する意義を改めて深く実感しました。そして、再び東京ディズニーリゾートを多くのゲストの皆様の笑顔があふれる場所にしなければならない、という強い責務を覚えました。
これまでにない長期休園となりましたが、ゲストとキャストの安心・安全を第一にした新たなパーク運営方法のもと、7月1日から両パークを再開することができました。今後については、オペレーションの習熟度合いや、社会状況を注視しながら、運営方法の改善を重ねてまいります。また、収益確保と体験価値の創造を同時に高めるための取り組みを徹底的に実行するとともに、中長期的な収益構造の見直しや、それに伴う人事面や組織体制の変革を行い、全社一丸となってこの危機を乗り越えていく所存です。

CSR、ESGトピックス

このような状況であっても、ESGの視点で機会・リスクを捉え、長期持続的な成長に向け、歩みを止めないことが重要だと考えております。
2020年6月に設立した、ベンチャー等への出資を行う新会社である株式会社オリエンタルランド・イノベーションズは、ベンチャー企業が持つイノベーティブな技術やアイデアと、OLCグループが持つ資源を融合することで、当社企業理念である「夢、感動、喜び、やすらぎ」に寄与する事業の創出を目指します。今回の新会社設立を含め、長期的視点で成長が期待される事業領域への調査研究を継続し、当社グループの永続的な成長に寄与すべく幅広く検討を進めてまいります。
また、CSR方針として掲げる5つの「大事にしたいこと」のうち「新たな感動を創造する活力あふれる人財」に深く関わる取り組みとして、2019年度には新たな雇用区分「テーマパークオペレーション社員」を導入しました。この雇用区分はテーマパークオペレーション業務に特化し、最前線でゲストサービスにつながる役割を担います。キャストが長期にわたり安心して働くことのできる環境を整えるとともに、「オペレーション力」 と「ホスピタリティ」の更なる向上を目指してまいります。

危機を乗り越え、50年先、100年先も社会に価値を提供し続けます

新型コロナウイルスという未曽有の危機の中で、人々の行動や価値観は徐々に変わりつつあると実感していますが、私たちがこれまで提供してきた「夢、感動、喜び、やすらぎ」という企業使命や東京ディズニーリゾート事業の価値は普遍的であり、より一層社会から求められてくると確信しています。
オリエンタルランドグループはこの危機を乗り越え、50年先、100年先にも、社会に「夢、感動、喜び、やすらぎ」という価値を提供し続けていくために、今後もCSR、そしてESGの視点を重視しながら長期持続的な成長を図っていく所存です。この先の東京ディズニーリゾートの進化にぜひご期待ください。