50年先、100年先にも、

 「夢、感動、喜び、やすらぎ」を

  提供するために

 

 

 

 代表取締役社長(兼)COO

上西 京一郎

2017年度は「2020中期経営計画」の初年度でしたが、どのように取り組んだのでしょうか

「2020中期経営計画」は「長期持続的な成長に向けた事業基盤の強化」を遂げるべく策定し、2017年度は、満足度と集客力を向上させるため、「新鮮さ」と「快適さ」を提供するハードの強化に取り組んできました。

例えば、東京ディズニーシーに新たにオープンした「ニモ&フレンズ・シーライダー」は、「新鮮さ」の強化だけではなく、屋外待ち列エリアに屋根を設置し環境を改善するなど、「快適さ」の強化にも寄与しています。また、フード施設やレストルームの改修、海外ゲスト向けツールの拡充なども実施しています。このように、細部においても地道な改修を積み重ねることで、今後もゲストの体験価値を着実に向上させていきたいと考えています。

「ソフト(人財力)の強化」に向けての進捗はいかがでしょうか

「2020中期経営計画」においては、働きやすい環境を整備し、成長を実感できる施策を実施することで、ホスピタリティとオペレーション力を高めていくことを戦略として掲げています。

キャストとの触れあいを楽しみにご来園いただくゲストも多いため、ディズニー・テーマパークの魅力のひとつでもある「キャストによるおもてなし」を、より一層高めていく必要があります。日本全体の労働人口は減少していますが、当社では、新たな採用マーケティング手法の導入や、遠方在住者も働きやすい環境を整備するなど、将来を見越した採用計画を進めています。

また、ゲストが期待するサービスレベルは、年々高くなってきていると実感しています。ゲストの期待を超えるサービスを提供し続けるためには、キャストが自発的なサービスを行うことが重要です。そこで、サービス研修の強化や、よりゲストサービスに注力できる労働環境の整備を進めています。

「OLCグループにおける長期持続的な価値創造」についてどのように捉えていますか

今後は、人口動態の変化、テクノロジーの進化、ライフスタイルやコミュニケーションスタイルの多様化がより一層進んでいくでしょう。それでも、喜びや感動、心の豊かさ、家族や大切な方との絆といった目に見えない価値は変わらないものであり、むしろその重要性は増していくと感じています。

50年先、100年先にも、社会に「夢、感動、喜び、やすらぎ」という当社ならではの価値を提供し続けていくことが私たちの使命です。それを実現していくためには、「CSR視点」を持って社会の変化を見据えることが重要になります。事業を通じてCSRに誠実に取り組み続けていくこと、そしてその取り組みを進化させていくことが、長期持続的な価値創造につながると認識しています。

OLCグループは、常にステークホルダーの皆さまの声に耳を傾けながら、社会からの期待や要請に応え、持続可能な社会の実現に資するべく、CSRを推進してまいります。