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①分析・企画

アイテム確定と並行して、製造工場も含めたお取引先を決定します。
お取引先には、ディズニー社や当社の厳しい基準に基づいた監査を実施しています。

アイデアの段階から始まる、厳しい品質管理

楽しい思い出が台無しになるような要素がないか、企画段階から安全・品質を厳しくチェック。アイテム確定後は、ILSプログラム※や、当社独自の品質管理規定に沿った工場審査のうえ、お取引先を選定します。選定後も、国内外のお取引先に足を運び、工場内の環境や生産ラインなどをチェックします。
※ディズニー社の国際労働基準プログラム

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企画会議(発案)

販売した商品の振り返りや市場分析などをもとに、新商品のアイデア等を出し合い、開発方針や商品コンセプト、ラフデザイン、参考サンプルなどを準備します。

発売13カ月前
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企画共有会議(承認)

商品本部長・商品開発部長などを交えて、企画の方針について議論。問題がなければ承認されます。

発売11カ月前
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アイテム確定

発売10カ月前
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デザインコンセプト承認

アイテムごとにラフデザインやサンプル開発の意図を、ディズニー社とデザイングループ承認者に伝え、アイテムのコンセプトが承認されます。

発売8カ月前

② 開発

開発担当者が固めたコンセプトに沿って、テーマパークの世界観を表現するデザインを立案。
安全性や法令遵守の視点から、商品デザインやパッケージ、製品表示について、厳しくチェックを行います。

ベビーを守るための試作品チェック

試作品の段階でも、品質管理の視点が欠かせません。ひもやリボンなどは取り付け場所や長さがJIS規格通り安全にできているか、色落ちしないか、パーツが外れ ないか、角や尖った部分が痛くないかなど、実際の使用状況を想定して、商品仕様を厳密にチェックします。

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原画制作開始

デザイナーが、商品のコンセプトに合ったイラストレーターをアサインし、色やタッチなどを細かくディレクションしながら、デザインの原画を制作します。また、知的財産権の確認や注意表記の提案など、品質管理担当者のチェックも実施します。

発売7カ月半前
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入稿

お取引先に、デザインデータを入稿します。

発売6カ月前
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試作品チェック

お取引先から試作品を受領。デザイナーや品質管理部門が監修します。

発売5カ月半前
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パッケージ、製品表示の準備

パッケージデザインをデザイナーが監修。表示法に定められた法令表記、実際の使用状況を想定した取扱説明や注意表記については、品質管理担当者が監修します。

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最終試作品

販売するものと同じ最終試作品について、お取引先、開発担当者、品質管理担当者が、最終仕様をチェック。生産時の注意点、検品項目などを確認、合意します。

発売4カ月半前

③ 生産・品質管理

試作品段階、生産開始の前後、出荷前、納品前など、何段階ものステップの中で、何度も厳しい品質チェックを行います。
第三者機関での製品検査は、発売後も年に1 回、繰り返し実施します。

発売時と年1回の、第三者専門機関による品質確認

染色堅牢度(摩擦や汗、洗濯による耐久性)、組成(表示通りの素材を使用しているか)、法令表示(表示法に従っているか)などについて、年間約1,000SKU※のアイテムに対し検査や検品を実施。特にベビー(生後24ヵ月以内)商品に対するホルムアルデヒドの規制基準は、法律が定める0.05abs以下よりさらに厳しい、0.03abs以下を当社基準としています。
※Stock Keeping Unit の略。同一商品でも色やサイズ違いについて、別のSKUとして区別します。

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生産開始

ILSプログラムの監査や、OLC審査に適合した工場で生産開始。開発担当者や品質管理担当者による、現地工場での生産状況確認も行います。

発売4カ月前
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第三者による製品検査・工場出荷前検品

第三者機関で製品検査や出荷前検品を実施し、検査・検品の適合後、工場から出荷されます。不適合の場合は改善を施し、再検査・再検品を実施します。

発売1ヵ月半前
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納品前検品

当社への納品前に、製品検査適合書類、出荷前検品適合書類、その他品質保証上必要な書類を確認。また、製品表示内容や値札の確認(スキャンチェック)、最終試作品で合意した内容通りの仕様に生産できているかなどを確認し、製品内容に問題がなければ納品となります。

発売1週間前

④ 販売・改良(東京ディズニーリゾート関連)

ゲストに商品を販売した後も、ハピネス追求の取り組みは終わりません。社内外から率直な意見、アイデアを収集し、問題があれば迅速に対応。さらに次なる、より良い商品づくりに活かしています。

誰もがお買物を楽しめる店舗づくり

2018年3月にオープンしたベビーと幼児のグッズ専門店「ブレイブリトルテイラー・ショップ」は、ディズニー映画『ミッキーの巨人退治』がモチーフ。扉や店内のスペースはゆとりを持たせたつくりで、ベビーカーのままでも使用できる広いドレッシングルーム(試着室)も設けています。

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ディスプレイ

ショップのキャストとも連携し、「見やすく、選びやすく、買いやすい」お店づくりを追求しています。

発売1日前
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発売
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お客さまの声

「東京ディズニーリゾート・商品ゲストサービス」を設置するとともに、ショップのキャストを通じて、ゲストの声を収集しています。

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改良

ショップのキャストのアイデアや、ゲストからのご意見を参考に、常に改良を繰り返しています。

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さらなるハピネスを提供し続けます

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すべての方々が、ハピネスを実感できるモノづくりを目指して

執行役員商品本部長
神原 里佳

私たちは商品を通して東京ディズニーリゾートでの思い出や体験を、いかに最高のものにしていただけるかを常に考えながら、モノづくりに取り組んでいます。私たちが作っているのはただの「物」ではなく、ゲストにご自宅までお持ち帰りいただく「思い出」であり「ハピネス」でありたいと考えています。そんな商品に残念な点があると楽しかった1日がすべて台無しになってしまいます。そのために日々安全を最優先に考え、品質にも細心の注意をはらっています。

パークで提供する商品がゲストの手元に届くまでには多くの人が関わっています。私たちが目指す姿は「モノを通じたしあわせの最大化」です。商品を手にするゲストはもちろん、企画開発、品質管理、物流、販売するキャスト、製造いただくお取引先など関わるすべての人が「この商品に携わって良かった」と思える商品開発が大切だと思っています。その想いが結集してこそ「東京ディズニーリゾートならではの商品」が実現し、ゲスト一人ひとりにとっての「大切な思い出」につながっていくと考えます。

35年前、赤ちゃんのときに買ってもらった商品を今でも大切にしてくださっている方もいらっしゃいます。さらには海外を訪れた際に私たちの商品を身に付けている方を見かけることもあります。私たちの想いがゲストに届き、大切に使っていただけていることを本当に嬉しく思います。これからもすべての人が「ハピネス」を実感できるものづくりにこだわり、ゲストに最高の体験価値を提供し続けられる東京ディズニーリゾートを目指していきたいと思っています。

チームで団結し、ゲストを「わくわく」させたい

商品本部商品開発部
レギュラー商品グループ
マスタープロダクトデベロッパー
飯嶋 知子

品質、仕様、コストなどさまざまな側面で、バランスを取りながら企画全体を精査するのが、私たち開発担当者の役割です。商品は一人で作るのではなく、デザイナーや品質管理、店舗開発、販売促進などの社内スタッフ、さらに社外のお取引先など、すべてのメンバーがアイデアを出しあい、力を尽くす必要があります。このチームプレーがあって初めて、楽しい思い出とともに、安全で高品質な商品をお持ち帰りいただくことができます。ベビー向け商品については、特に安全に配慮しなくてはなりません。ゲストにわくわくした気持ちで商品を手に取ってもらえるよう、総力戦で一つひとつの商品に向きあっています。

テーマパークの世界観を詰め込んだ、ゲストを楽しませるデザイン

商品本部商品開発部
商品デザイングループ
坂井田 勝子

どんなシチュエーションで使うか、どんな会話をするかなど、常に「商品を手にしたゲスト」を思い描いてデザインを行います。例えば、キャラクターをあしらったTシャツとパーカーは、両方同時に着たときのキャラクターの見え方にも留意しました。また袖や靴下のつま先など、子どもが喜ぶ場所にワンポイントを置いたりと、細かい工夫をちりばめています。もちろん肌に直接触れる部分は特に柔らかくするなど、安全面への気配りも欠かせません。テーマパークの世界観を楽しんでいただくために、子育ての経験を活かしつつ、最新のトレンドも踏まえ、常に改良を積み重ね、楽しみながらモノづくりに取り組んでいます。

ベビーの敏感な肌を守るために、一人ひとりが考え抜く

商品本部商品管理部
商品品質管理グループ
岡本 周也

開発担当者やデザイナーは、世界観を表現するために、自由な発想でモノづくりを行います。その想いは最大限に尊重しながら、私たち品質管理のメンバーも、安全性だけは絶対に譲れません。安全でかつ魅力的な商品を作るためには、社内の担当者やお取引先、すべてのスタッフの知恵を結集する必要があります。ゲストは、化学物質の含有量などは目で見て確認することができません。私たちが化学的に調査を行い、論理的に資料を揃え、安全性と品質についてしっかりと保証することで初めて、ゲストに安心を提供することができるのだと、常に心がけています。