
東京ディズニーランドや東京ディズニーシーのゲストの皆さまに、安全で質の高いエンターテイメントショーをお楽しみいただけるよう、『エンターテイメントショーの安全に関する基本方針』を定めています。
「夢」「感動」「喜び」「やすらぎ」を永遠に提供し続けるため、わたしたちは、エンターテイメントショーにおける安全性の維持・向上に真摯に取り組み、安全で質の高いエンターテイメントショーを提供してまいります。
~安全に関するガイドライン~
東京ディズニーランド、東京ディズニーシーでは、ゲストの皆さまに安心してショーやパレードをご覧いただけるよう、パレードやステージショーなどのエンターテイメントショー製作物について、『安全に関するガイドライン』を定め、その内容に沿って、設計、施工管理、点検、整備作業を行うことで安全管理を徹底しています。
『安全に関するガイドライン』は、『エンターテイメント設備機器の製作・工事管理ガイドライン』と『メンテナンスガイドライン』から構成されています。『エンターテイメント設備機器の製作・工事管理ガイドライン』では、フロート(山車)やステージ、大道具などの製作を行う場合の安全基準を設定しており、『メンテナンスガイドライン』では、製作されたフロートやステージ、大道具などの点検周期、点検項目、点検方法などを具体的に定めています。
フロートやステージ、大道具などは『エンターテイメント設備機器の製作・工事管理ガイドライン』に基づいて製作しています。強度計算に基づいた製作物の安全性確保に加え、夜間のフロート走行に問題がないか、ゲストや出演者の安全が確保できる製作物であるかなどの幅広い観点から、すべてのチェック基準を満たすことを確認します。
点検・整備については、プログラムの特性を盛込んだメンテナンス(日常点検、月次点検、年次点検)計画を『メンテナンスガイドライン』に沿って当社が作成し、その内容に適したメンテナンス専門会社が点検を実施する体制を導入しています。
また、製作・点検時に安全性を確保できる製作物であるかを適切に判断・管理できるよう、技術者を採用し、配置しています。さらに、設計・構造計算に精通した委託業者も製作物の安全性を確認できる体制とし、チェック機能を強化しています。
毎日のショーやパレードの実施前には、テクニカル担当部門とオペレーション担当部門が連携を取り、始業点検を行っています。あらゆるショーやパレードの実施は、当日の風雨などの天候に大きく左右されます。そこで実施にあたっては、当日の運営責任者が事前に天候を確認し、自社ガイドラインに照らして実施可能かどうかを決定しています。
パレードルートに配置されたキャスト
また、パレードの実施にあたっては、約800メートルのパレード走行区間全体に、入園者数に応じた人数のキャストを要所に配置し、お子さまの飛び出しなどに備えるとともに、緊急時の避難経路確保と誘導に対応できるよう体制を整えています。また、一部のショーでは、同時に一箇所にゲストが集中することを避けるために、抽選システムを導入しています。
キャストは、「SCSE」の行動規準の徹底と定期的な教育を通じて、起こり得る事態を常に予測しながら業務に臨むとともに、緊急時には迅速で的確な対応が取れるよう、意識付けされています。