従業員とのかかわり 人財教育・支援体系

教育体系の整備とキャリアアップ制度

経営姿勢にある「個性の尊重とやる気の支援」の実現のため、従業員が自己実現を図るための機会の提供や、能力開発を支援するためのさまざまなプログラムを実施しています。また、雇用区分を超えた社内でのステップアップを促す仕組みとして、準社員からテーマパーク社員、テーマパーク社員から社員への登用が行われています。

社員

社員については、個人の自律やチャレンジ意欲を一層高めるとともに、各事業のプロフェッショナルな人財を育成する「自律・プロ化の支援」を育成方針としています。また、社員に求める人財像を「みずから考え判断し行動できる人財」と定め、社員の役割(資格)やキャリアのステップに応じた各種の教育プログラムを整備しています。さらに、業務分野を超えた成長のきっかけをつくる機会として、自身で考えた中長期のキャリアを会社に申告する「自己申告制度」や、新たなフィールドでの業務にみずから希望してチャレンジする「仕事チャレンジ制度」などの制度も実施しています。
また、社内外で経験を積み、特定の資格、技術、スキル等を有する者が対象となる嘱託社員についても、各種教育プログラムを整備しています。

テーマパーク社員

東京ディズニーランドおよび東京ディズニーシーのスーパーバイザー職などを担うテーマパーク社員については、「ゲストの喜び・キャストの成長をみずからの喜びとして感じることができ、提供するサービスの深い理解に基づいて、所属組織のメンバーと一丸となって施設運営を遂行できる人」を人財像として定めています。スーパーバイザーとして準社員を管理・育成するためにヒューマンスキル研修(コーチングなど)、各施設を運営するためにビジネススキル研修(アカウンティングなど)を、経験年数に応じて実施しています。また、従業員の「みずから学ぶための意欲」を支援するための自己啓発研修や、ステップアップ時などの節目ごとに自分自身のキャリアについて考える研修も実施しています。

準社員

テーマパークでゲストをおもてなしする準社員

テーマパークでゲストをおもてなしする準社員は、社員やテーマパーク社員と同様に、入社時にディズニーのフィロソフィー(哲学)やショービジネスについて学ぶプログラムを、全員が受講します。配属先においては、OJT(実地トレーニング)を含む部門ごとのトレーニングを実施しており、スキルや経験に応じた5段階のステップアップ制度があります。また、トレーナーとして後輩を指導する役割を担う制度も設けられています。

自己啓発の支援

株式会社オリエンタルランドでは、従業員に対して、自身の成長を支援するさまざまな取り組みを実施しています。例えば、英語や中国語などの語学講座や手話講座、異文化理解講座を実施しています。これらを通じて習得したスキルは、日常業務にも活用されています。このほか、準社員を対象とする「夢支援金制度」では、資格取得にかかった費用の一部を会社が負担し、個人の学ぶ意欲をサポートしています。
2010年度には、準社員を対象に、働く目的や働くうえでの自分の価値観を探し出すための「じぶん発見セミナー」を開催しました。また、これまでの従業員相談窓口に加え、準社員専用の窓口として「キャスト相談室」を設置し、より気軽に悩みを相談できる環境を整えました。
今後も、従業員一人ひとりが目的や意欲を持って自らを磨くことによって、さらに力を発揮できるような支援体制を整え、提供していきます。